治療時の不安を解消
手術中の痛みは?
手術と聞くと否応にも痛いというイメージが浮かんでくるかもしれません。しかし、実際には局部麻酔をしているので、術中の痛みはまずありません。感じるとすれば麻酔を刺す針の痛みですが、これも表面麻酔と呼ばれるジェル状の麻酔をあらかじめ塗っておくことで、痛みを和らげることが可能となります。場合によっては笑気鎮静法という鼻から吸引するタイプの全身麻酔もあるので、注射がどうしても苦手という方は、事前に医師に相談するとよいでしょう。
また痛みは感じなくても、骨を削る音が苦手という方も多いと思います。最近ではそういった人達のためにドリルで骨を削るのではく、半導体レーザーによって骨を削る治療法が普及してきています。これらは無痛治療と呼ばれ、近年の歯科治療を語るには欠かせない治療法です。昔のように、歯医者=怖い所というイメージは、もう当てはまらなくなってきているのです。
金属アレルギーは大丈夫?
金属アレルギーとは金属がイオン化し、少しずつ溶け出すことで人体に影響を及ぼす症状です。しかし、現在インプラントに使用されているチタンはイオン化することがないため、アレルギー反応がおこることはまずありません。もしかすると極まれにアレルギー症状をおこす方もいるかもしれませんが、現時点でそのような症例は報告されていないのが現実です。全世界で数え切れないほどの人達がインプラントを使用しているのにもかかわらず、未だに金属アレルギーの症例が無いということを考えると、ほぼ大丈夫といって差し支えないでしょう。なお、チタンはインプラントだけでなく、整形外科などに使用されていることからも、安全な金属の証といえます。
インプラントの技術は大きく進歩
日本のインプラント治療は医療先進国と比べて大きく遅れをとっているのが現状です。また過去には十分に技術の修得を積んでいない歯科医によってインプラント治療がおこなわれ、その結果悪いイメージが定着してしまった時期もありました。しかし、近年では技術が格段によくなっており、100%に近い割合で成功するほどとなっています。まれにインプラントがうまく骨と結合せず抜け落ちてしまう場合もありますが、早期に発見すればインプラントを再度埋め込むことも可能です。また、海外の歯科医との研修も頻繁に開催されており、日本のインプラント技術は日々進化を遂げています。
